男性が女性に変身する「TS」の女体化シチュエーションについてまとめました。
女体化でポピュラーなのが、魔法によるものかと思います。 私の作品ではだいたい人か魔物に魔法をかけられることで女体化します。
これは魔法をかける主体が人であれ魔物であれ、主人公ちゃんは「女にされる」というわけで、 すなわち強制的なメス化です。「メス堕ちエネルギー」を回収するには最もつくりやすいシチュエーションです。
女体化させた本人が、主人公ちゃんを「女として」利用しようとします。 性欲処理の道具として扱ったり、子どもを産ませたり、夜の街で働かせたりなど、 主人公ちゃんに「女であること」を強要するのに最も適したのが女体化させた張本人です。
主人公ちゃんにとっては、「男に戻る反対魔法」があるような気がするわけです。 その元に戻る方法を探して悪戦苦闘するのですが、 女体化させた本人は元に戻すつもりが毛頭なく、頭脳戦を繰り広げます。
最終的に主人公ちゃんは、「筋肉量の低下」やそれに伴う「意思決定力の欠如」により「男」の術者に負け、 「女として生きる」ことを受け入れざるを得なくなります。
女にされて弱体化した状態で戦って「また」負けるという、先が見えやすいストーリーです。 これには以下のようなシチュエーションがあります。
神の力による女体化は、1.作為的な魔法とは似て非なるものです。 理不尽性が高い、防ぎようがない点で無力感の最も強いシチュエーションです。
「モテたい!」「女の子とお近づきになりたい!」など性的な神頼みをしてから眠ると、 「朝起きたら女の子になっていた」という人気シチュエーションがこれに該当します。
「作為的な魔法」との違いは、神は女体化後の主人公ちゃんに興味がないことです。 女体化させて放置。「あとは自分で頑張れ。元に戻してほしい?めんどくさい。」 とにかく理不尽で主人公ちゃんがかわいそうなことに尽きます。
こうなると主人公ちゃんは神のご機嫌を取る以外に元に戻る方法がありません。 しかし、相手は神です。どうやってご機嫌を取ればいいのでしょうか。
魔王を倒して世界を救って恩を売る、神に性的にお仕えして愛されるなどありますが、 「メス堕ち」という観点ではストーリーにしにくいシチュエーションです。
なぜなら神ですから、別に地上の世界が魔王に征服されようが関係ありませんし、 女だって間に合っているはずです。人間ごときが神と性行為などしようものなら、現人神が生まれてしまいます。 うーん。書きにくい。
ですが、神の力はTSのシチュエーションとして最も現実的です。 いや、現実的って表現自体がおかしいんですけど、現状の科学では実現不可能なことですから、 「神の力です!」って説明するのが一番簡単です。
これには以下のようなシチュエーションがあります。
「女体化装置」や「培養液」「女体化薬物」のような未来の科学の力で女体化させるシチュエーションもポピュラーです。 悪の組織だったり、科学研究所だったり、姉がマッドサイエンティストだったりという場合です。
「剣と魔法のRPGの世界」の場合はほぼ「魔法」になりますが、 現実的な世界で女体化しようとすると、「未来の科学の力」がよく使われます。
例えば女体化して女子高生になるストーリーでは、神の力か未来の科学の力が自然でしょう。
この場合は「意に反して」装置に押し込められたり、培養液につけられたり、薬物を注射されたりするのですが、 徐々に女体に変化していく様を突きつけられて、抵抗しようもなく、 ただ変化していく自分の姿を見つめていることしかできない無力感に萌えます。
「元に戻ってやる!」と頑張ろうとするのですが、相手はマッドサイエンティスト。 だいたい頭脳戦で負けて男に戻る手段を失ったり、検査と称して身体の隅々まで弄ばれてメス堕ちします。
これには以下のようなシチュエーションがあります。
個人的に非常に好きなのが、性転換手術で女にされるというシチュエーションです。
性転換手術とは言っても、現実的にはありえない「性器の移植」「全身整形」と「女性ホルモン投与」の合わせ技で、 徐々に女体化していくものです。自分の身体の変化を間近で見つめながら、 数日~数年かけて女になっていきます。
そしてTS作品では自分から望んだ手術ではないことが大半です。
拉致されてだんだん女に改造されていく、できないことが増えていく、 男性との身体の違いをことあるごとに意識させられるというように、 女体化が完了するまで常時メス堕ち進行中という非常に刺激の強いものです。
一般的にTS作品での女体化は「一瞬」で済むことが多いのですが、 その「一瞬の女体化」を引き延ばし、「女にされる」という屈辱感を長期間味わい続けるのが特徴です。
そして、なんと言っても手術ですから身体の負担が大きく、 再手術で男性に戻るのは不可能という絶望感、もどかしさがセットでついてきます。 不可逆への変質がじわじわと、自分の身体をむしばんでいくのです。
これには以下のようなシチュエーションがあります。
「記憶を保持したまま生まれ変わって女になる」というシチュエーションです。
男の主人公が死亡し、天界で「記憶の消去の手順を飛ばしてしまう」等してそのまま女体に魂を吹き込まれます。 もしくは、魔物に食われて卵にされ、女性として再度発生するというものです。
これらは女として人生をイチからやり直すことになります。 「突然女になってしまった」場合に比べて、女の服を着るのも自然、女言葉を使うのも自然という意味で、 周囲にとっては女性化について何の疑問も持たれない特徴があります。
しかし主人公ちゃんは「少年時代にできたこと」ができなくなったり、 「女の子なんだから」といさめられたりして、男との違いを押し付けられます。
押し付ける本人は、主人公ちゃんが「生まれつき女性である」という認識ですから、 「元男だからしょうがないよね」というようなやさしさのかけらもなく、 当たり前のように女性であることを強要します。
そこには何の悪意もありません。ただ女の子を育てているだけなのです。 主人公ちゃんも悪意がないことがわかっているため、強く抵抗ができません。 周囲に当たり前のように流されて、メスになっていきます。
例えば「女で15歳を迎えたとき」に、「男で15歳だったころ」の記憶と比較するなど、 常時、男時代の自分自身に対して劣等感を抱いているところに萌えます。
大人だったときの記憶があるので、ある程度の年齢までは無双します。 ですが、性徴期を迎えて「女としての人生」を歩み始めると、「男の記憶」が役に立たなくなっていきます。 いつの間にか「無双状態」が終わり、普通の女の子になっているというものです。
これには以下のようなシチュエーションがあります。