TSFゲーム製作所「シレンスキー」

 

あとがきとネタバレ・製作秘話(2020年10月3日)

 寝る気がしないので最新作「お〇〇〇なんかに負けないっ!TS勇者」のあとがきと製作秘話(ネタバレ含む)を書きなぐった記事です。 プレイ前の方は注意してください。プレイ後の方プレイしない予定の方向けの記事です。

  

usoyan

 「よーし、ゲームのアップロード終わったし、リコッタさんのゲームやるか~」

 usoyan

 

最近何やってたの?

 退院して即、前作「お金を稼がなきゃ男に戻れない!」を完成させて、 その後実質行方不明になっていました。

 よく考えたら「指定難病です!再発します!もういや!!」みたいなこと書いて消えたら、死亡説出ますわな。 死ぬ病気じゃないので大丈夫です!失明する可能性はあるそうですが、ちゃんと病院に行けば大丈夫らしいです! ほんとかなぁ

 というのも、毎回「男に戻れるから大丈夫、大丈夫」って言ってるのに絶対元に戻れない話ばっかり作ってるからです。

 それはさておき、うつ病に加えてベーチェット病まで抱えることになったわけですが、 不運を嘆いて「神は常に平等だから…」と救いを求めてパチスロに行ってヒドイ目に遭って、 本業もなんかふるわないし別で遊んでいる「セカンドライフ」では人間関係のいざこざに…

 よし、仕事するか

 ということで狂ったように仕事に没頭していましたが、ようやくひと段落ついたというところです。

 こういう不安感とか焦燥感が強く出る性格?病気?をしているので、 何かしてないとおかしくなるというめんどうな性質を持っています。

 「仕事が終わっちゃった…やることがなくなった…何かしなきゃ…ゲームつくるか!!」

 こんな感じのサイクルをずっと続けております。

 

今作のアイデアはどこから湧いてきたの?

 簡単にまとめると今作のテーマは「悪堕ち」なんですが、 実はネッ友に教わったTSFゲーム(同人・商業)がありまして…

 「TS魔法少女なお!

 悪堕ちの界隈では有名な定番ゲームらしくて、おすすめされたので買ってみたのです。 そして数時間遊んで、辞めました。

 そう…私シレンスキーはTSFのこととなると0.01の情報から100を妄想する人物。 ノベルゲーは情報量が多すぎて妄想が膨らみすぎてパンクするんです!!

 「女の子しか装備できない変身アイテム」

 というだけで「男が装備して女体化」「変身したまま装備が壊れて・奪われて解除できなくなる」 「女体が精神を蝕む」「女体で過ごす時間が長くなると解除後も男体に戻りにくくなってついには固定される」 「敵にメスにされて悪役に回る」とかもういろいろ妄想してしまいます。

 ん?敵にメスにされて悪役に回る?

 …これめちゃくちゃエッチじゃない…!?!?

 ただ女としての人生を受け入れるだけじゃないんです。 当初のを、敵である男によってへし折られるのです。 そしてお友達とか元カノ(別れる前提)とか味方とか、積み上げてきたもの全部捨てて男に溺れるのです。

 メス堕ちの究極の在り方では…?

 そこで今作はゴールを「悪堕ち」に据えて、そこまでどうやってストーリーを持って行くかに苦心するわけです。

 

ガチのネタバレ

 今作は初見でバッドエンドなしでクリアするのは非常に困難だと思います。 最初の「娼館編」こそバッドエンドはないものの、難破船が来たのも船内で「つるはし」を拾うのもなかなか気づかないと思います。 そして「洞窟の水」を飲んで帰らないと翌日を無駄にすることだって気づかないと思います。

 この意図は、散々犯される経験をさせるところにあります。 島での生活が長引くにつれて、「ヒドイ目に遭った」感が増します。 そして1日でも長引けば脱出直後にバッドエンドが用意されています。

 出たら出たですぐ女体化して本編の旅に出るわけですが、事あるごとに同行者に犯されます。 「行為」の発生はアイテムや選択肢次第でほとんど回避できる仕様ではありますが、 「一度間違えるとズルズルとやってしまう」ようにもなっていますので、バッドエンドを見まくるハメになるかと思います。

 そして前時代的な男尊女卑のお城で「女だから」というだけでぞんざいな扱いを受け、 しまいには助けたはずの人たちが、知らないところで暴れだすわけです。

 そんなとき、窮地に陥った主人公ちゃんを救い出してくれる魔王

 魔王の申し出を一度は断るのですが、そこは「おチ〇ポには勝てなかったよ…

 はぁ!タイトルは「お〇〇〇なんかに負けないっ!」で決まりだ!!

 いや、勝つわけないですよね。 そもそも負けないストーリーがシレンスキー作品に搭載されるわけがありません。

 でも、イヤがった方がエッチじゃん…?

 

自暴自棄になって全てを捨てる

 今作の主人公ちゃんはけっこうちゃんと戦えます

 歴代の主人公ちゃん、特に「囚われた遺伝子~終わらぬ連鎖~」の一切何の役にも立たない、 「英雄になるのは、ぼくのハズだった」のサポート役という明らかな脇役がシレンスキー作品の伝統ですが、 これらとは打って変わって、なんなら1人でもやっていけるレベルには強いです。

 どうしてこうなったのか。

 それは、失わせるためです。

 野蛮な人間に襲われて力を失うわけですが、その後のちょっとしたダンジョンでは当然何の役にも立ちません。 そして最後の希望だった神殿では力が戻らない事実を突きつけられ、勇者の証を取り上げられたり「女なんだから子どもでも産んでろ」 みたいなヒドイことを言われます。

 自暴自棄になりますよね。男に溺れてすべてを忘れようとしますよね

 「えっ!あなた魔王なの!?やっぱりイヤ!」

 「あん♥あんっ♥好きぃ…♥

 うむ。我ながら自然な流れで完璧なストーリーだ。

 

全ての元ネタはベーチェット病

 ヒドイ目に遭って自暴自棄になって悪に堕ちる…これの元ネタはやはり、ベーチェット病です。

 私は普段、「砂糖入りの飲み物」は飲まないことにしています。 糖尿病だとか肥満だとか、ロクなことにならない上に依存するからです。

 サラリーマン末期時代はうつ病の症状がバンバン出ていて、砂糖ドバドバドリンクでごまかすしかありませんでした。 飲むと、多少動けるんですよね。仕事するために飲みまくりますよね。効果が切れると終わりです。

 そんな私が決して飲むべきではないもの。

 ベーチェット病でヒドイ目に遭って、一向に良くならずもがき苦しみ、ステロイド剤を投与されてようやく水が飲めるようになったのですが…

 チャリーン、ガコン!メロンラテうっま!!!! はぁ…この背徳感…。

 背徳感!?主人公ちゃんに背徳感で興奮してもらうか!!!!

 2週間の入院生活は無駄にしませんでした。さすがシレンスキー。

 

ネタバレついでの「最少行為回数」攻略情報

 どうせネタバレ記事なので攻略情報まで載せていきます。

 と思ったんですけど、さすがにそれはどうかなとも思うので消しておきました。

 ところで、HTMLにもコメントアウトというものがありまして、 「<!---」「--->」で囲んだ部分は表示しないようにできるんです。 せっかく書いた文章を消滅させずに済むので便利ですね!


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著者:シレンスキー